キューバでは独特なホテル事情があります。インターネットの大手予約サイトで、キューバのホテルを検索しても取り扱っていないことがほとんどです。それらはほとんどがアメリカの会社であることに理由があります。キューバとアメリカは長く国交を閉じてきました。そのため近年になるまで交流ができなかったのです。手配が遅れてしまうと旧市街などの人気スポットの高級ホテルはすぐに空き室がなくなってしまうので注意しましょう。

キューバの一般的なホテル

キューバ旅行において宿泊先は最も大事なポイントです。キューバでは安いホテルというのはほとんどありません。従って外国人旅行者は高級ホテルか「カサ・パルティクラル」を利用することになります。「カサ・パルティクラル」は個人宅に宿泊するシステムで、日本の民宿に似ています。個人旅行においては高級ホテルに宿泊するよりもコストが安くなるので長期滞在に向いています。個人宅に宿泊するとはいえ客室は別になっており、とても綺麗な部屋が多くあります。「カサ・パルティクラル」は必要最低限の物はありますが、キューバは物資不足なので石鹸などは日本から持っていく方が良いでしょう。早朝にはファミリーが起きていないことが多く、のんびりと朝食を済ませるのがキューバ流です。日本では味わえないようなスローライフを体験できるという意味では、「カサ・パルティクラル」での宿泊は貴重な経験になります。ただし出発の時刻には余裕を持っておきましょう。

おススメリゾートホテル

キューバ旅行での楽しみはリゾートを満喫することでもあります。キューバ屈指のリゾートと言えばバラデロです。バラデロはハバナから2時間程度の距離にあり、至る所に高級リゾートホテルが点在しています。オールインクルーシブになっていることが多く、チェックインが夕方の16時でチェックアウトが昼の12時となっています。もしも早く到着した時はフロントで相談してみれば、チェックインさせてくれることもあります。リゾートホテルの周辺にはレストランやバーがたくさんあります。帰国するまでには隠れた穴場スポットを見つけましょう。オールインクルーシブなので、プールサイドやビーチのバーはアルコール類が飲み放題となっています。毎回カウンターまでを往復するのが面倒だったり、気温によってはすぐに温かくなることもあります。そのような時は大きめのタンブラーや保冷ピッチャーなどを持参すれば、ビールやカクテルを入れてもらうこともできます。